2017/09/20
地域包括ケア病棟入院料2機能を分化の方向か?
診療報酬改定 2018の動向_回復期編
地域包括ケア病棟入院料2機能を分化の方向か?
2018年度診療報酬改定に向けて中央社会保険医療協議会で本格的な議論が始まっています。 7月21日にはその分科会で、地域包括ケア病棟入院料と回復期リハビリ病棟入院料の評価のあり方について討論がなされました。 今回は地域包括ケア病棟入院料の議論について整理します。
地域包括ケア病棟入院料の現状ポストアキュート機能の運用が優勢
本入院料には急性期からの受入れ(ポストアキュート)と在宅などからの受け入れ(サブアキュート)の二つの機能があります。 入棟元調査の結果によると、他院からの転院も含めたポストアキュート機能の運用が全体の63.8%で、院内の他病棟からの転棟患者が90%以上を占める医療機関も45%あることがわかりました。
2機能で入院継続の理由に違い!?ポストアキュートはリハビリ、サブは状態不安定