戸田建設 医療・福祉施設
コンサルティングからメンテナンスまでこれからの医療・福祉のあるべき姿を見つめつづけていきます。
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最新医療「社会的入院の地域移行の実践」
精神科病院における社会的入院とは、病状が安定しており、適切な地域生活支援体制が完備されれば退院可能であるのにもかかわらず、精神科病院に長期入院し続けることを言います。現在日本には7万人以上の精神障害者が社会的入院を余儀なくされています。社会的入院の解消に向けて、巣立ち会を設立し、支援付き住居と通所を組み合わせて、退院促進に取り組んできました。地域住民の方々の理解と協力をいただき、居住支援の利用者さんは90名弱、また通所の利用者さんは200名弱となりました。
講師:社会福祉法人 巣立ち会
田尾 有樹子 先生
第1回 なぜ地域移行支援活動を始めたのか
30数年前に精神科病院に入職して感じた疑問「なぜこの人たちは閉鎖病棟に入院しているのか?」。その状況は現在もたいして変わっていないと感じています。
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第2回 退院したい患者は退院できる!
1992年に、複数のアパートの部屋を借り上げた形でもグループホームとして認められるようになったことをきっかけに任意団体を立ち上げて、病状が安定している患者さんの退院支援に取り組み始めました。
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第3回 入院の長期化と高齢化
精神病床入院患者の年齢別分布をみると、65歳以上の入院患者の割合は年々増加し、現在は約半分となってきています。このようなデータからも社会的入院が解消されていないことが読み取れます。
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第4回 生活の場の確保が基本!
「利用者のニーズに手が届く」ことを活動の原点としています。支援付きの住居があることが、退院促進の第一歩となるので、住居支援に力を入れてきました。通所と組み合わせることでより安定した継続的な地域支援が可能になります。
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第5回 皆さんの力に支えられて
スタッフが病院に出向いて説明会やカンファレンスを行っていますが、スタッフに同行して、既に退院した利用者さんも自分の体験をお話しします。その姿は、患者さん自身を勇気づけるだけでなく医療機関スタッフの方にも患者さんの潜在能力の可能性に気づいていただくきっかけにもなっています。
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