受講記録ノートより 聖路加国際病院 福井院長先生のご講演

2008710日 黒川清先生が代表理事を務めておられる日本医療政策機構 

 http://www.healthpolicy-institute.org/ja/ の朝食会に参加して、

聖路加国際病院 http://www.luke.or.jp/index.html 院長の

福井次矢先生のお話「医療の質とQuality Indicator」を聞く機会を得ました。

医療の質を数値として目に見える形にするという聖路加国際病院が

挑戦された取組みについてお話いただきました。

聖路加国際病院では医療の質を数値として測定するという試みを始められて、

その記録を2006年版から小冊子St.Luke’s Quality and Healthcare Report2006」に

まとめておられます。その小冊子も実際に拝見して感銘を受けましたが、

さらに継続・発展された報告を、昨年末にインターメディカ社から

Quality Indicator医療の質を測る 聖路加国際病院の先端的試み Vol1

http://www.intermedica.co.jp/doctor/qualityindicator.html として出版されました。

この本では、医療の質を測るための評価項目を独自に導入され、

その項目を測定しかつ結果を公表するという画期的な試みについて、

さらに詳しく分かりやすい形で報告がまとめられています。

今回のご講演では、福井院長先生の「Quality Indicator」 への思いと、

どのように改善活動として展開されたのかについてお話いただきました。

医療の質をどのように評価するのか、という議論は様々あるかと思いますが、

まだ国家レベルでのQuality Indicatorが公開されていない日本では、

評価項目の定義、データ抽出・解析作業にも並々ならぬ労力が必要だと推測いたします。

2005年に始まった取組みとのことでしたが、このように継続され発展されたのは、

院長先生以下聖路加国際病院の皆様の質の高い医療を提供するという強い使命感が

あってのことだと思います。またブランド病院、有名病院として名高い聖路加国際病院が

このような取組みを公開されることで、大きなインパクトがあると思います。

福井先生のお話も非常に分かりやすくご説明いただきあっという間の一時間でした。

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