第一回千葉放射線外科研究会が開催されました

7月28日土曜日 千葉グリーンタワーホテルにて、第一回千葉放射線外科研究会が開催されました。

千葉県循環器病センター 脳神経外科 芹澤 徹先生 http://www.pref.chiba.jp/byouin/junkan/dept/gk/faculty.html

が発起人となられて、「ガンマナイフやリニアックによる定位照射、サイバーナイフなどの、主に中枢神経系疾患に対する放射線外科領域最新の話題を研鑽する場」として千葉放射線外科研究会が発足されました。その記念すべき第一回目の研究会を聴講させていただきました。

プログラムは、共催の第一三共株式会社さんから非イオン性MRI用造影剤「オムニスキャン」についての情報提供、一般講演として、代表世話人の芹澤徹先生より「千葉県循環器病センターにおける4000例の歩み」、千葉大医学部付属病院 脳神経外科 樋口佳則先生より「不随意運動に対するガンマナイフと定位脳手術の比較」、特別講演は勝田病院水戸ガンマナイフハウス 山本昌昭先生の「ガンマナイフ治療の適応拡大 ~サイバーナイフ治療との違いを含めて~」でした。

 


 

芹澤徹先生の「千葉県循環器病センターにおける4000例の歩み」では、昨年3月頃に3000例を超えたと伺っていたのに既に4000症例を超えられたとのことで驚きました。診療部として独立されたり、新しい機械にモデルチェンジされたことなども大きいとは想像しますが、何より芹澤先生の熱意と患者さんへの思いやりを他の先生、看護師さん、技師さんや秘書さん達全員が共有しガンマナイフ診療部がチーム一丸となって歩まれた成果なのだと感じました。そうした熱意や思いやりが施設計画の中で、既存改修工事の制限もありながら、装着室や待機室の考え方、面談室のあり方などに現れていると感じています。http://www.pref.chiba.jp/byouin/junkan/dept/gk/index.html

千葉大の樋口先生http://www.ho.chiba-u.ac.jp/17/index.htmlは「不随意運動に対するガンマナイフと定位脳手術の比較」と題した講演の中で、パーキンソン病の振戦麻痺への治療として視床体の一部を破壊する方法があること、その破壊方法にはガンマナイフを適応する場合と外科的手術による方法とがありそれぞれの長短についてお話いただきました。

特別講演は勝田病院水戸ガンマナイフハウス 山本昌昭先生http://www.iiv.ne.jp/akademeia/yamamoto_m.htmlによる「ガンマナイフ治療の適応拡大 ~サイバーナイフ治療との違いを含めて~」でした。山本先生は、ガンマナイフの様々な症例とガンマナイフとサイバーナイフの違いをデータに基づきお話いただきました。ガンマナイフの方が精度が高く、施術者誤差が出にくいため、ガンマナイフを適応できるものについてはガンマナイフを適応し、適応できない場所にあるなどのものにはサイバーナイフを適応するのが望ましいとのことでした。

放射線治療機器はいろいろな種類があり、それぞれにどんどん進化していっているので、医療者ではない私には違いが分かりにくくいつも悩んでいました。今回の研究会でも症例に関する詳細な部分はまったく聞き取れず分かりませんでしたが、おおまかな違いや特徴などは私にも分かる部分があり勉強になりました。ありがとうございました。

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