BPR webセミナー第5回「原価分析-コストを把握する」

webセミナーアイブレイン 今西代表のwebセミナーの5回目を紹介します。

DPCデータからは「収入」しかわかりませんので、それだけでは片手落ちです。
同じ切り口で、コストがどれくらいかかっているか、つまり「原価分析」をする事も重要です。

DPC別医療原価管理によって、

  1. 収益性の高い(低い)疾患が一目瞭然
  2. 収益アップを阻害している要因が特定できる
  3. 医療スタッフ、診療科別病床数、手術室・ICU・救急、診断治療機器など、医療資源の最適化(投資)プランを定量的に検討できる
  4. 短期的な改善のみならず、中長期的な改善計画、財政シミュレーションのデータとして活用できる
  5. 誰もが納得できる科学的・定量低データを基に、経営・経営計画が立案できるため、セクショナリズムや一部の声の大きな方々の主張を排除できる

 と、今西代表は説明してます。
中でも、BPRを推し進めていく上では、5番目の「セクショナリズムの排除」が重要な意味をもつようです。

端的な具体例として、あの王監督も行った「胃の全摘出手術」の例で説明があります。
入院経過日数による原価分析により、術前日数が長すぎたため「赤字」となってしまった例です。
興味深いのは、術前日数が長い理由です。
「外科医のスケジュールが合わない、オペ室のスケジュールが・・・、麻酔科医がいない、学会に行っちゃった・・・、外来で検査をしようにも予約が取れない・・・・・」
理由を聞いていくと、患者様の病態に関する理由がひとつも無く、全て誰かの・何かの都合で術前日数が長くなってしまっていたそうです。

今西さんは、「これは明らかに人為的な(人が作り出した)赤字なので、人が黒字にできる」と言い切っています。

トラックバック

トラックバックURL:
http://medical.toda.co.jp/cms/mt-tb.cgi/77

コメント

コメントを投稿する

(当ブログでは不適切なコメントを防止するため、コメントを掲載する前に管理者がコメントの内容を確認しています。コメントを初めて投稿する場合すぐに掲載されませんが、管理者が適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

コメントフォーム